HENTAI大国日本
ここでちょっと真面目な話。
日本は性ビジネスが豊富である一方で「性に関する意識」は遅れているといわれています。
最近は「性差別をなくそう」「LGBTQのことを理解しよう」という動きがみられるようになりましたが、それでも「浸透していない」という声が多数あるようです。
しかし、日本史の観点でみると「むしろ進んでいた?」と感じることも。
実は、男性同士の恋愛、性行為は江戸時代まで一般的でした。
有名な話に織田信長が森蘭丸を「お気に入り」だったというものがありますが、こういう話はほかにもたくさんあるといわれています。
事実として、江戸時代には「陰間茶屋」というものが存在しました。
これは男娼と売春をする場所のことです。
「陰間」は男性を相手にする男子のこと。14歳くらいからだいたい20歳前後の男子が在籍し、客の相手をしていたといいます。それも、陰間茶屋に在籍する男の子たちはみな美少年だったようで……女性がお客さんとして通うことも多かったようですよ。
一般的には美しい花魁(おいらん)が在籍する「遊郭」が有名ですが、その裏にはこうした茶屋が何軒も連なり男性同士のアレコレを楽しむのは「普通」だったようです。
少なくとも150年前の日本人は性に対してもっと自由だったといえます。
なんだか……ちょっと羨ましい気がするのは私だけ?(笑)