陰間茶屋に遊郭。「歴史BL」も
ご存知「遊郭」は幕府が管轄していた風俗です。花魁と呼ばれる遊女と性的なサービスを楽しみます。
一方、陰間茶屋(かげまちゃや)は幕府非公認の場所だったといわれており、人々の「暗黙のルール」の中で運営されていたといいます。
在籍するのは思春期~20歳前後の美少年。遊女と同じくお客さんに「春」を提供します。
そんな歴史に基づいたBLが最近多く見られるようになり、ドラマティックなエロを楽しみたいという人たちから支持されています。
実際筆者も拝読したのですが……めちゃくちゃヨカッタです(笑)
ちなみに「花魁」「遊郭」を題材にした話の場合、女性のふりをして遊郭で働く男の子…という設定もあれば「遊郭には男の花魁も存在する」という世界観で物語が進行していくものもあります。
歴史とフィクションが入り混じっているので、そういう点も面白いですよね。
だいたい共通しているのは「親に売られてやってくる」という設定。これは現実でもそうだったのだろうと思うと胸が痛みますが……「ショタ」が合法だったという事実を腐女子たちは見逃しません。
設定もしっかりこだわって描かれているので、エロに抜け目がない(笑)
これは男女のエロ漫画にはなかなかない設定だと思うので、もし見つけたらトライしてみてください。